【館長メッセージ 2019 年4 月1 日号】

立教大学図書館はみなさんの図書館です。

立教大学図書館へようこそ。図書館では,資料を収集して提供するだけでなく,さまざまなサービス, プログラムを実施していますので,授業の予習・復習,レポート執筆,課題作成等々に大いに活用して ください。図書館のウェブページは,私どもが所蔵するコレクション,契約するデータベースや電子 書籍等の利用の窓口になっており,学外から利用することができるものも多くあります。
図書館はみなさんの情報の収集・発信の拠点としての機能を日々高める努力をしています。利用者の みなさんからの,図書館をよりよくするためのご意見も歓迎いたします。1 階カウンターに置かれて いるコミュニケーション・ボックスにどうぞご意見をお寄せください。私の立教大学ドメインのメール アドレス(yurikon)に直接,ご連絡いただいてもかまいません。

本学図書館では,自動貸出機を導入しています。大いに活用してください!

また貸し出した後についてもお願いがあります。これまで,本学図書館では,カウンターでの資料の 汚損の有無の確認に多くの手間をかけてきました。しかしこれは,貸出・利用をするそれぞれの方が, 図書館の資料は立教大学コミュニティの私たちのものであることを意識して資料を扱ってくださるな ら,不要になるだろうと思っています。例えば,雨の日に図書館の資料を入れて運ぶときには,濡れな いように工夫をしてください。紙の本には付箋の利用は避けてください。付箋を剥がす際に紙が傷つく ということもありますが,実は付箋ののりは,カビ・虫喰い・シミの原因になるのです。図書館の資料 は,できるだけ⾧く,いわば半永久的に,立教大学として大事に受け継いで行きたいと考えられ,管理されてきています。
注意をしていても,資料を汚してしまったり,場合によっては紛失してしまったりということがある ことは理解しています。怒られることはありませんから,どうぞ正直に,カウンターに申し出てくださ い。弁済をお願いする場合はありますが,その時には,よくお話をしてお互いが得心して進められるよ うにいたします。これから数年の間に,カウンターでの資料の汚損の有無の確認作業がまったくいらな くなってくれたらと願っています。かわって,さらに充実した人的サービスが実現できればと思います。

最後にもう一つお願いです。館内では,ご自身の持ち物から目を話さないようにしてください。お財 布や高価なノートパソコン等を机の上,かばんの中に残して別のところに短時間でも行くのは,図書館 内に限らず大学という広いキャンパスに多くの人が出入りする場では 危険です。無くなって青ざめる 自分をちょっと想像してみてください。面倒くさいなと思っても,自分の持ち物は自分でちゃんと管理してください。

では,図書館でみなさんにお会いできることを,楽しみにしています。

立教大学図書館⾧ 中村 百合子

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