3.文献探索法

 論文やレポートを書く際には、テーマの先行研究や客観的な事実を踏まえるとともに、明確な根拠に基づいて自分の主張を展開することが必要です。そのためには、文献調査が非常に重要になります。

検索チャート

 検索には「正しい方法」や「正解」はありません。本チャートでは一例を紹介しました。トライ&エラーを繰り返しながらご自身に最適な方法を編み出してください。

情報を使い分ける!

情報媒体の種類(媒体)

 論文やレポートの作成で必要な情報を提供してくれる媒体としては、①図書 ②雑誌 ③新聞 ④参考図書(辞書・各種事典・百科事典・統計資料・ハンドブック・用語集) ⑤電子媒体(オンラインデータベース・電子ジャーナル・インターネット情報)などがあります。

情報の種類による使い分け

 これらの情報媒体は、種類によって量や速報性に違いがあります。例えば、為替相場に関する課題で「円とドルの関係」についてのレポートをまとめることになったとします。最新の動きを調べたいときには新聞やインターネットを使います。全体的な仕組みや、歴史を調べたいときは、それらを扱った図書にあたるのが最適です。また、相場の動きを長期的に追いかけたいときは、統計資料を使います。影響やメリット・デメリットについて知りたいときは、新聞の論評記事や経済雑誌の特集記事などが参考になります。
 このように、「何を調べたいか」「どんな情報を得たいか」という状況に応じて情報の媒体を選ぶことで、必要な情報を上手に集めることができます。こうして得た情報をさらに取捨選択しながら、自分の意見や考え方を取り入れて、論文やレポートを作成します。

※インターネット情報利用の留意点

 インターネットは、誰でも簡単かつ迅速に情報を得られる大変便利なツールです。ただし、利用にあたっては、「情報の質」に細心の注意を払う必要があります。インターネット上に流れている情報の中には、歪曲されたものや悪意のあるものも常に含まれているからです。
 インターネットから情報を得る際には、アクセスする情報源を見極めることが大切です。大学などの研究機関や官公庁などの社会的な機関や組織が開設しているウェブサイト、大学が契約しているオンラインデータベースなどは、信頼性が高く、学術的な利用にも有効です。

レポート作成段階での使い分け

 手当たりしだいに文献にあたっても、必要な情報が得られるとは限りません。論文やレポートの作成段階に応じて情報媒体を使い分けることが、必要な文献や資料を上手に見つけるポイントです。

 論文・レポートの手がかりを得る段階では、テーマや課題の概要や具体的な用語を理解し、おおよその全体像をつかみます。その際には、概要をまとめて解説している新聞記事や雑誌記事、参考図書などを調べるのが効果的です。そこから自分の書きたい具体的なテーマへと絞り込みます。テーマが固まったら、どのような視点から論じていくかを考え、必要な情報を集めましょう。専門書や研究書だけでなく、学術雑誌や紀要、専門雑誌などにあたるのも効果的です。必要な情報がある程度集まったら、執筆を開始しましょう。

手がかりを得る段階
●新聞記事、雑誌記事 ●参考図書(辞書、各種事典、百科事典、ハンドブック、用語集など) ●図書(入門書、新書) ●必要に応じてインターネット

テーマが固まった段階→執筆開始
●図書(専門書、研究書、各テーマについて書かれた書籍) ●論文(学術雑誌、紀要、専門雑誌などに掲載されたもの)

資料を探す

READ(ディスカバリーサービス)

  立教大学が所蔵する図書・雑誌やオンラインデータベース、電子ブック、電子ジャーナルなどを一括で検索することのできる統合検索システムです。

 

立教大学図書館ウェブサイトのトップページからアクセスできます。

 

トップページの検索窓に2つあるタブのうち「READ 統合検索」を選択し、キーワードを入力して検索します。



(1)検索結果一覧

 検索結果一覧画面では、中央部に検索条件にあった文献一覧が表示されます。文献情報にカーソルをあわせると、右側にその文献の詳細情報が表示されます。左側は、「ファセット」と呼ばれる絞込み機能の一覧が表示されています。


(2)ファセットによる絞込み

 READは、多くのデータベースを統合検索するので、件数がとても多くなります。そこで、ファセット機能を使って絞り込むことが重要になります。絞込み条件例としてつぎのようなものがあります。

重要なのは「絞込み」!
全体
●本文あり・・・ネット上で読める ●学術文献(査読論文など) ●本学蔵書
フォーマット
●雑誌論文 ●図書/電子書籍 ●新聞記事  など
発行年月日
●スライダーを調節する ●年代を入力する
そのほか、言語や文献タイトルなどに使われている用語でも絞り込めます。

(3)文献入手のしかた(図書)

①フォーマット「図書/電子書籍」で絞り込んでみると、②のように立教大学図書館に所蔵のあるものには所蔵状況が表示されます。なお、複数館で所蔵している場合は、(+1その他)のリンクをクリックして詳細を確認することもできます。所蔵状況のリンクまたは、③の図書タイトルリンクをクリックすると蔵書検索の書誌詳細画面が開きます(書誌詳細画面の読み取り方はp.12-14を参照)。

(4)文献入手のしかた(雑誌)

 雑誌記事・論文は国内外で電子化が進み、ネット上で本文を読める文献も増えてきています。一方で350年以上かけて発表・蓄積され続けてきた学術雑誌・論文の量からすると電子化されたものはまだほんの一部です。そのため、本文を読むことのできない資料の入手方法も身につけておくと、より有益な文献に出会える可能性も高くなります。

(a)ネット上で読める場合

①フォーマット「雑誌論文」と全体「本文あり」で絞り込んでみると、②ネット上で見られるものには「オンライン」のマークが付きます。③のいずれをクリックしても本文の見られるページが開きます。

(b)ネット上で読めない場合

①全体「本文あり」を選択せずに、フォーマット「雑誌論文」で絞り込むと、②のように「オンライン」マークの付いていない記事も表示されます。③のいずれかのタイトルリンクをクリックすると、「電子ジャーナル・電子ブックリスト」ページが開きます。 「電子ジャーナル・電子ブックリスト」ページが開いた場合は、READの検索結果一覧から直接、本文の見られるページを開くことはできませんので、ページ内に示されている1~5の順序で文献の入手を試みます。 直接、本文の見られるページが開かなくても、立教大学で冊子体を所蔵していたり、電子媒体を契約していたりすることもありますし、無料の論文サイトに掲載されている場合もあります。これらのいずれにも当てはまらないときは、学外から有料で取り寄せることになります。

(5)出力機能

 READには、文献情報を出力する機能が付いています。①文献の詳細情報左上にある「引用」をクリックすると「フォーマットを選ぶ」が表示されます。その下に②「エクスポート」が表示され、クリックして出現する5つの選択肢のうち立教大学で契約している文献管理ツールである「RefWorks」を選んで出力します。RefWorks以外にご自身の環境に適した出力先があればご利用ください。なお、「フォーマットを選ぶ」では英語文献向けの出力形式が表示されていますが、それぞれの違いにあまりこだわる必要はありません。出力先のRefWorksで日本語文献の出力形式を適用させることができます。 ③のいずれかをクリックすると電子メールで文献情報を送ることができます(p.19も参照)。


OPAC(オンライン蔵書目録)

  立教大学が所蔵する図書・雑誌を検索するシステムです。書名、著者名、出版社・出版者名などのキーワードを入力して検索します。 ※単にテーマについてだけでなく、関連するキーワードでも検索してみましょう。関連するテーマ の資料を見つけることもでき、それによって論文・レポートの内容を膨らませることもできます。

立教大学OPAC
URL https://opac.rikkyo.ac.jp/opac/
QRコード
QRコード
簡易検索
キーワードによる簡単な検索は「簡易検索」から行います。
※ OPACでは「簡易検索」と「詳細検索」の2つの方法で検索を行うことができます。「詳細検索」では、書名のほか、著者名や出版年、言語などを個別に検索条件として設定できます。タブ切替により、外部データベースを検索することもできます。

[検索方法]
①検索ボックスに検索語を入力する。
をクリックする。
をクリックすると、入力した検索語と条件がクリアされます。
③検索結果が表示される。

検索結果を確認する

(1)検索結果一覧

 検索した条件にあった文献とその所蔵情報の一覧が表示されます。詳細情報を表示させたいときは、検索結果一覧の中から該当する資料をクリックします。なお、学内で検索したときは、多くの資料であらすじ・目次・著者略歴も表示できます。
 図書/雑誌の資料種別や出版年といった項目やキーワードを選択することで、検索結果を絞り込むことができます。

(2)書誌詳細
 a)図書の場合

 図書の書誌詳細画面では、上段にあらすじ・目次・著者略歴情報(学内限定)、データ種別など、中段に資料の所蔵情報、下段に書誌詳細が表示されます。
 中段の所蔵情報には、その図書の「請求メモ」「配架場所」「巻次」「請求記号」「登録番号」「状態」「コメント」「ISBN」「予約」が表示されます。
 この例では、検索した図書が “新座図書館 一般 B” と “池袋図書館B1F東 一般 B” の二箇所に配架されている状態を表示しています。
※「請求記号」は「配架場所」における並び順を表します(p.14を参照)。
※「登録番号」は、図書館の資料ひとつひとつに付された独自の番号です。
※自動書庫資料には、池袋キャンパス内及び、新座図書館内で検索した場合に限り出庫ボタンが表示されます。

b)雑誌の場合

 雑誌の書誌詳細画面では、上段に資料の概要、中段に所蔵情報、下段に書誌情報(詳細)が表示されます。 中段の所蔵情報には、その雑誌の「配架場所」「所蔵巻号」「年次」「コメント」が表示されます。
 この例では、検索した雑誌が “池袋図書館” と “新座図書館” の二箇所に配架されている状態を表示しています。 いずれかの図書館の「所蔵巻号」のリンクをクリックすると、資料の詳しい配架場所が追加表示されます。

 所蔵の詳細として、「請求メモ」「配架場所」「巻号」「年次/刊行日」「請求記号」「登録番号」「状態」「コメント」「予約」が表示されます。
※新座保存書庫の製本雑誌は各館に取り寄せて利用することができます。
※自動書庫資料には、池袋キャンパス内及び、新座図書館内で検索した場合に限り出庫ボタン が表示されます。

・未製本の雑誌の表示(比較的最近出版されたもの)

未製本の雑誌には、「請求記号」と「登録番号」は付与されません。この例では“ 池袋図書館B1F 東 新着雑誌(和)” に79 巻3 号(2013 年11 月号)が所蔵されている状態を表示しています。※未製本雑誌:出版されたままの状態の雑誌。

・ 製本された雑誌の表示

製本された雑誌には、「請求記号」と「登録番号」が付与されます。この例では“ 池袋図書館B2F 東2 層 製本和雑誌” に、登録番号「61084436」が付与された、76 巻1 号から4 号(2010 年から2011 年刊行)までを製本した雑誌が所蔵されている状態を表示しています。
※製本雑誌:複数冊の未製本雑誌をまとめ、雑誌そのものよりも大きく硬い表紙をつけて一冊にした状態の雑誌。発行から一定期間を経たものが多い。

請求記号

 請求記号は、資料の所在を表す記号です。書誌詳細画面の所蔵情報の欄に表示され、同じ記号が資料の背ラベルに表記されています。図書資料は請求記号順に並べられているので、資料を探しに行く際に必要な情報です。
以下のように、請求記号は3 つの項目から成り立っています。


分類記号 一定の基準によって主題別に付された番号。各番号がどの分野を示すかは、館
内に掲示してある日本十進分類法(NDC)の区分表を参照ください。
著者記号 著者名、団体名や書名を記号化したもの。
巻号 通常、シリーズの場合に巻数・年次などの巻号表示が付与されています。

立教大学図書館にない資料を探す
○山手線コンソーシアム検索 URL http://opac.rikkyo.ac.jp/hybrid/
 山手線沿線私立8 大学の蔵書を横断的に検索することができます。
○CiNii Books URL http://ci.nii.ac.jp/books/
 全国の大学図書館・研究機関の蔵書を検索することができます。

雑誌記事

 立教大学OPACでは、図書や雑誌が立教大学図書館に所蔵されているかどうかまでは確認できますが、雑誌記事や論文そのものを探すことはできません。雑誌記事・論文を探すときは、次のようなステップを踏みます。

①雑誌記事や論文のタイトル・著者名・雑誌名・巻号などを雑誌記事のデータベースで調べる
ネット上で読めない場合 ②必要とする雑誌記事や論文がどの雑誌に掲載されているかを確認する
③掲載されている雑誌が、立教大学図書館に所蔵されているかどうかをOPACで確認する
所蔵あり
・配架されている書架や書庫で利用する or  電子ジャーナルで閲覧する
所蔵なし
・学外の所蔵を調べ、カウンターに相談する    (P.14下部参照)

新聞記事

 新聞社が発信するインターネット上のニュースは、情報をより早く知るためには便利ですが、いつまでも保存されているわけではありません。新聞(紙媒体)は長期保存されるうえ、報道の取りあげ方を紙面のレイアウトから探ることができます。当時の時代背景を知る上で、広告なども有効です。ここでは、オンラインデータベースと縮刷版や復刻版を使った新聞記事の探し方を紹介します。

■オンラインデータベースで探す

 掲載年月日が特定されていない場合や、あるテーマについて網羅的に調べたい時には、キーワード検索できるオンラインデータベースが有効です(主な新聞データベースはP.16を参照)。


縮刷版や復刻版を直接参照する

 図書館には主要な新聞の縮刷版、復刻版や既に廃刊になった新聞などが所蔵されています(一部マイクロ資料として保存)。オンラインデータベースでの検索は効率的ですが、データベース化されていない新聞や、過去の記事が収録されていない場合もあります。こうした記事を探すときにも縮刷版、復刻版の参照が必要です。
※ 縮刷版:紙面の原版のサイズを縮小して印刷したもの
  復刻版:原本を忠実に複製・刊行したもの

データベース一覧

 ここでは代表的なものを一部紹介していますが、もっと多くの、また、より専門分野に特化したデータベースが存在します。自分のテーマに合ったデータベースを見つけるには、ゼミや研究室の先生や先輩・ラーニングアドバイザーなどに尋ねてみることもおすすめします。

オンラインデータベースのマークのついているもの
立教大学で契約しているデータベースで、学内で利用することができます。なお、一部のデータベースは自宅からも大学イントラネット経由によるリモートアクセスが可能です。<アクセス方法>
図書館ウェブサイト http://library.rikkyo.ac.jp/
検索窓下 オンラインデータベース
リモートアクセスについて   URL http://library.rikkyo.ac.jp/search/remote/

 立教大学図書館では、オンラインデータベース講習会も開催しています。データベースを有効に活用するのに役立つ講習会です。日時などは、図書館ウェブサイトや館内掲示で確認できます。

総合

聞蔵Ⅱビジュアル(朝日新聞) 代替テキスト

検索対象:1879年~
     切り抜きイメージ:2005年11月~

ヨミダス歴史館(読売新聞) 代替テキスト

検索対象:1874年~
     切り抜きイメージ:2008年12月~

毎索(毎日新聞) 代替テキスト

検索対象:1872年(見出し)~
     1987年~(全文)

日経テレコン21(日本経済新聞) 代替テキスト

明治から戦後まで 1876年12月2日創刊号~1949年3月
日本経済新聞朝刊 1949年4月~
(1974年12月まで:見出しと紙面イメージPDF、1981年9月まで:見出しと一部記事の抄録のみ。1988年6月から:PDF収録
日本経済新聞夕刊 1949年4月~
(1974年12月まで:見出しと紙面イメージPDF、1981年9月まで:見出しと一部記事の抄録のみ。1988年6月から:PDF収録)

産経新聞データベース 代替テキスト

検索対象:1992年9月(東京本社版)~
     1998年12月~(大阪本社版)

JapanKnowledge Lib 代替テキスト

百科事典や辞書に特化しているデーターベース。日本大百科全書、Encyclopedia of Japanなどを利用できる。

KOD研究社オンライン・
ディクショナリー
代替テキスト

英語に関する情報に特化しているデーターベース。リーダーズ+プラス、新英和大辞典、理化学英和辞典、医学英和辞典などを利用できる。

CiNii Research 代替テキスト

国立情報学研究所(NII)提供の日本最大規模の学術情報検索サービス。論文によっては全文を閲覧できる。

IRDB

URL  https://irdb.nii.ac.jp/
国内の学術機関リポジトリに蓄積された学術情報を横断検索できるデータベース

magazineplus 代替テキスト

日外アソシエーツ提供の一般誌・学会年報などの雑誌論文検索データベース

大宅壮一文庫雑誌記事索引検索 代替テキスト

大宅壮一文庫提供の週刊誌・女性誌・大衆雑誌などを収録した雑誌記事索引データベース

雑誌記事索引集成データベースざっさくプラス 代替テキスト

明治初期から現在まで、国内(旧植民地なども含む)で発行された雑誌記事を検索できるデータベース

CiNii Books

URL http://ci.nii.ac.jp/books/
国立情報学研究所(NII)提供の全国の大学図書館等が所蔵する本(図書・雑誌)の情報データベース

Webcat Plus

URL http://webcatplus.nii.ac.jp/
特定のテーマに関連した書籍を連想検索機能で探し出す機能を持ったデータベース

新書マップ

URL http://shinshomap.info/
入手しやすく読書の基点とするのに適当な新書・選書を連想検索機能で探し出すデータベース

国立国会図書館サーチ

URL  http://iss.ndl.go.jp/
国立国会図書館や、国内の公共図書館、公文書館、美術館、学術研究機関のデジタル情報を検索できるデータベース

Google Scholar

URL http://scholar.google.co.jp/
分野や発行元を問わず、学術出版社、専門学会、大学などの学術資料を検索できるサービス

国立国会図書館
デジタルコレクション

URL http://dl.ndl.go.jp/
国立国会図書館で収集・集積しているデジタル化資料を検索できるデータベース。図書、雑誌のほか、古典籍資料、歴史的音源、憲政資料、インターネット資料などを利用できる。

学術研究データベース・リポジトリ

URL  http://dbr.nii.ac.jp/
各学問分野や、博士論文、古文書などのデータベースを横断検索できるポータルサイト

リサーチ・ナビ

URL  http://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/
調べものの役に立つ情報源が特定のテーマや資料群ごとにまとめられているデータベース

人文科学分野

国際日本文化研究センター

URL  http://www.nichibun.ac.jp/
日文研所蔵の稀本・資料データベース、研究支援データベースなど、日本文化研究の情報を収録しているポータルサイト

国文学研究資料館電子資料館

URL  http://www.nijl.ac.jp/pages/database/
国文学論文目録や、日本古典籍総合目録など国文学のデータベースを収録しているポータルサイト

データベースれきはく

URL  http://www.rekihaku.ac.jp/education_research/gallery/database/
「日本の歴史・文化の研究に資するデータベースを、学術調査・研究を目的とする方に広く提供する」ことを目的に構築されたポータルサイト

近代デジタルライブラリー

URL  http://kindai.ndl.go.jp/
明治以降に刊行された図書・雑誌のうち、著作権処理を行いデジタル化した資料を検索・閲覧できるデータベース

PsycINFO 代替テキスト新座キャンパス限定

米国心理学会制作の雑誌、書籍、学位論文、技術報告書を収録した二次情報データベース

教育研究情報データベース

URL  http://www.nier.go.jp/database/
国立教育政策研究所によるデータベース

社会科学分野

LLI 統合型法律情報システム 代替テキスト池袋図書館限定

判例全文、主要法律雑誌に掲載されたコメント、論文、評釈、記事などを収録した法律研究に特化したデータベース

裁判所

URL http://www.courts.go.jp/
判例情報と司法統計データを提供するウェブサイト。すべての判例情報が提供されているわけではない。

国立公文書館デジタルアーカイブ

URL  http://www.digital.archives.go.jp/
国立公文書館所蔵の歴史公文書等について、資料(目録と画像)を検索・閲覧できるサービス。

政府統計の総合窓口

URL  http://www.e-stat.go.jp/
各府庁の統計データである政府統計を一元的に検索・利用できるポータルサ イト

日本銀行統計

URL  http://www.boj.or.jp/statistics/
日本銀行関連統計や各種マーケット関連統計など金融経済の動向を把握する のに有用なデータを入手できるウェブサイト。

世論調査(内閣府

URL  http://www8.cao.go.jp/survey/
調査員による訪問面接によって行われた世論調査の結果を閲覧できるウェブサイト。
収録例:「国民生活に関する世論調査」、「外交に関する世論調査」

自然科学分野

SciencePortal

URL http://scienceportal.jp/
オススメデータベース紹介や、政府統計・白書情報、国内外の動向などを掲載する科学技術情報のポータルサイト

MathSciNet

URL http://www.ams.org/mathscinet/
米国数学会提供の学術文献データベース。世界の数学分野における学術情報を収録している。

Nature Asia-Pacific

URL http://www.natureasia.com/ja-jp/
英国の学術雑誌「Nature」を発行する企業が運営する科学情報ポータルサイト。時事情報や学際情報も多く掲載している。

理科年表プレミアム 代替テキスト

国立天文台編纂のデータブック『理科年表』(大正14 年創刊)のオンライン版。天文学、気象学だけでなく、物理学、化学、生物学など科学の全分野を網羅している。

文献探索法 こんな方法もありますよ!

「参考文献リスト」の活用~「芋づる式」の文献探索

 文献探索には、これまで紹介してきたOPACやデータベースで検索する以外にも、本や論文の章末や巻末などにある「参考文献リスト」や、脚注に示された「引用文献」を活用して論文やレポートの参考になりそうな文献を探す方法があります。リストに、少しでも使えそうな文献があったら、実際に参照してみましょう。自分の論文やレポートの直接的なトピックだけでなく、それに関連する分野の文献も「芋づる式」に見つけ出せることもあるからです。論文やレポートは、より多くの資料を参照することで、内容をさらに充実させたり、記述により具体性を持たせたりすることができます。
 実際に論文やレポートを作成するにあたって、本や論文を読むときは、必ず「参考文献リスト」や「引用文献」をチェックするように心がけてみてください。

文献管理ツール(立教大学ではRefWorksを契約しています。)

論文やレポートに取り組む際に参考になる文献の情報を蓄積しておけるツールです。

データベースなどで見つけた文献を取り込んでグループごとに管理することもできます。 執筆においても引用書式や文献リストの出力をサポートする機能があります。文献管理ツールを使うことで、参照しようと思っていた文献を見失ったり、 文献リストの作成に時間を費やしたりするようなことを減らせます。※RefWorksを利用するには、個人アカウントの登録が必要です。