2.レポートとは

レポートとは

レポート(1)裏づけに基づいた自分の考えを(2)決まった形式で(3)客観的・論理的に書く(1)内容(2)構成(3)視点感想文(1)感じたままを(2)書きたい順序で(3)主観的に書く

 レポートとは、問題を提起し、その問題に対して自分の考えを客観的かつ論理的に説明した学術的な文章です。提起した問題に取り組むためには、文献調査で先行事例や先行研究を調べたり、実地調査や実験を行ってデータを集めたりする必要があります。したがってレポートでは、調査で得られた事実と根拠を示し、自分の考えを形式に則って書きます。自分の思いをひとりよがりに書くことは避けなければなりません。

レポートの種類

資料の内容をまとめる報告型 課題の例
片岡剛士.円のゆくえを問いなおす.筑摩書房,2012,(ちくま新書,939).の第5章を要約しなさい。
資料を探して読む報告型
いわゆるユーロ危機の原因について調べて報告しなさい。

自身の主張と論拠を述べる論述型
与えられた問題を論じる論述型
日本におけるデフレーションの原因と対策についてあなたの考えを自由に展開しなさい。

問題を自分で設定し論じる論述型
日本経済の長期停滞に関して自由に論じなさい。

レポート作成のステップ

 初めてレポート課題を出されたときは、誰もが戸惑うものです。実際に取り組むときの作業は右の図の4つのステップに分けることができます。レポート作成ではこのステップ間を行き来しながら進めていきます。例えば、STEP 2で情報収集することにより、STEP 1の課題の理解が深まります。

レポート作成のマナー

 レポートを作成するには、いくつかの作法に従う必要があります。
 レポートは学術的な文章ですから、読み手の立場に立って、より適確な表現を選び、明晰な文章を書かなければなりません。また、根拠として示した他人の研究成果や調査結果は、自分の意見と区別して書く必要があります。他人の意見をあたかも自分の意見のように書くことは剽窃(ひょうせつ)であり、著作権の侵害になります。他人の意見や事実は、引用や要約のルールに則って書き、出典を明示する必要があります(p.23〜「5.引用・著作権」を参照)。

レポートの構成

 レポート作成のステップの中で一番頭を悩ます部分は、STEP 3の執筆作業です。以下の構成を参考にして執筆作業を計画的に進めましょう。

(1)表紙(タイトル・著者の所属・名前) (2)本体 序論:問題を提起し、本論の内容を簡潔に説明する 本論:調査で得られた事実に基づいて論証する 結論:議論を総括し、結論を述べる (3)文献リスト

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