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タイトル
[五島青方村天主堂御水帳]
タイトルカナ
ゴトウ アオカタムラ テンシュドウ オミズチョウ
責任表示
 
著者名典拠1
 
著者名典拠2
 
出版年
[1877]
出版地
[五島]
出版者
[青方村天主堂]
言語
日本語
ページ数
150丁
大きさ
36×16cm
装丁
和装本
請求記号
RDC:18||OM
注記
帙入
PDF
立教OPAC 登録番号
CiNii(Nii論文情報ナビゲーター)
 
 

解  説
長崎県南松浦郡青方村(現在は新上五島町)天主堂の洗礼台帳。
長崎県の五島列島中通島の青方村には、幕末に外海地方などから潜伏キリシタンが移住し居住していた。1865(慶応1)年の大浦天主堂におけるプティジャン司祭と浦上の潜伏キリシタンとの出会い後、五島にも神父が派遣されるが、迫害と逮捕も始まる。1873(明治6)年のキリスト教禁制の高札撤去後、青方地方のキリシタンたちにより青方教会(のち鯛ノ浦教会)が設けられた。潜伏時代、洗礼は信徒の「お水方」により行われた関係から洗礼台帳は「御水帳」とよばれた。
海老沢有道文庫に所蔵されている1877(明治10)年の「御水帳」には約300名の記録が掲載されている。これには家族構成なども記されているため、当時の人口動態、信徒の家族構成などを知ることができ、キリシタンの研究のみならず、当該地域の歴史、社会の研究上も重要な資料である。

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