タイトル 新約聖書約翰傳福音書 タイトルカナ シンヤクセイショ ヨハネ デン フクインショ 責任表示 [J.C.ヘボン訳] 著者名典拠１ Hepburn, J. C. (James Curtis), 1815-1911 著者名典拠２   出版年 1872 出版地 [横濱] 出版者 [米國聖書會社] 言語 日本語 ページ数 88丁 大きさ 24cm 装丁 和装本 請求記号 RDC:02||HE 注記 版本 PDF 001_新約聖書約翰傳福音書 002_新約聖書約翰傳福音書 立教OPAC 登録番号 94-85005 CiNii（Nii論文情報ナビゲーター） 聖書の翻訳と日本語 (特集 翻訳新世紀--解釈と越境のダイナミズム) http://ci.nii.ac.jp/naid/40015384440 B・J・Bettelheim 「約翰伝福音書」の国語学的研究 : 異文化(言語)受容の言語の種々相を中心に http://ci.nii.ac.jp/naid/110000409650 Bernard Jean Bettelheimの「約翰伝福音書」とKarl Gutzlaffの「約翰福音之伝」 http://ci.nii.ac.jp/naid/40000762192

解  説

巻頭には「新約聖書巻之四  約翰伝福音書」とある。 ヘボン（James C. Hepburn.1815-1911）はアメリカ長老派教会の宣教医として１８５９（安政６）年に来日。同年来日したアメリカ・オランダ改革派教会宣教師ブラウン（Samuel R.Brown.1810-80）とともに神奈川の成仏寺に居住、日本での開教にそなえ聖書日本語訳の準備をはじめた。 ギリシア語聖書はもとより中国語訳聖書を参考にして、両者により、１８７２（明治５）年、『新約聖書馬可伝』につづいて本『新約聖書約翰伝』が刊行された。翻訳には日本語教師奥野昌綱の協力が認められ、その手で版下も書かれた。つづいて翌年には『新約聖書馬太伝』が刊行される。のちに設けられた新約聖書翻訳委員会においてもヘボンは中心人物であり、本書は、翻訳委員社中訳として１８７７年６月に刊行された『新約聖書約翰伝』、さらに翌年の同改訂版へと発展する。