立教大学図書館は、図書館の役割を伝統と革新の視点から再確認し、ミッションとビジョンを明文化しました。
真理を探究するために、自由を尊び、多様な価値観を受けとめなければならないと教えてきた「自由の学府」としての伝統を継承しつつ、積極的に新たな課題に取り組んでいきます。
ミッション
立教大学図書館は、「キリスト教に基づく教育」という建学の精神のもと、立教大学が真の人間教育を行う場であり続けるために、知の拠点として貢献します。自由に主体的に「普遍的なる真理の探究」に向かうすべての学生と教職員の学習と研究・教育を支え、新たな知の創造と発信を促します。
ビジョン
立教大学図書館は、情報通信技術の進展とグローバル化によって学術コミュニケーションが変貌する中、人と情報が集う知の拠点として機能し続けます。 そのため、次の三つの領域で、持続的かつ発展的に活動を展開します。
【学術コミュニケーション】
教育と学術研究が必要とする文化情報資源を、記録媒体を問わず収集・組織化・保存し、その有効活用を図って、社会に新たな知を発信する学内拠点となり、学術コミュニケーションの一翼を担います。
【探究と創造】
主体的に知を探究する人であり続けられるように、情報リテラシーの技術と習得方法を伝え、思考やアイディアをかたちにする創造的取り組みを幅広く支援します。
【交流と協働】
物理的な図書館施設に加えて電子図書館機能を充実し、開かれた知的空間と多彩なサービスの提供によって、交流と協働を促します。