語りの時間 ~研究って面白い!~

語りの時間とは、「研究って面白い!」を合言葉に、立教の研究者たちが研究の面白さ・楽しさを語る企画です。 図書館のラーニングコモンズ(池袋図書館1階ラーニング・スクウェア、新座図書館2階「しおり」)で開催しています。
研究者の想いに触れ、参加者が「!」(発見や驚き、刺激)を得る場としようという取り組みです。
年度:

2023年度

新型コロナウイルス禍により休止していた企画を3年ぶりに開催しました。次回の開催をご期待ください。

第25回  ハンナ・アーレントについて:なぜ、私はアーレントを読み始めたのか

ラーニングアドバイザー(法学研究科 博士課程後期課程)

日時 2023年11月27日(月)12:40~13:10
会場 池袋図書館1階 ラーニング・スクウェア
言語 日本語
■開催レポート

登壇者は「なぜ(私は)アーレントを読み始めたのか」を「なぜ今、ハンナ・アーレントなのか」との視点から、大変わかり易く紹介してくれました。 会場全体が「語りの時間」ムードに包まれ、「語り」後は質疑応答も活発に行われました。 また、当日は、参加者限定で登壇者セレクトによる関連(おススメ)書籍リスト(すべて本学図書館蔵)も配付されました。 30分の有意義なひと時があっという間で、好評のうちに終了しました。

第26回  韓国映画研究のキーワード:映画を学問するために

ラーニングアドバイザー(異文化コミュニケーション研究科 博士課程後期課程)

日時 2023年12月7日(木)12:40~13:10
会場 池袋図書館1階 ラーニング・スクウェア
言語 日本語
■開催レポート

「韓国映画研究のキーワード」として、登壇者は「トランスナショナル」「シネフェミニズム」の2点を切口に、 90年代後半以降の韓国映画を主に参照しながら、韓国映画を分析するための学術的な概念を紹介してくれました。 ただ映画を鑑賞するだけにとどまらず、分野を越えて映画を「考える」「理解していく」ことが「社会を考えること」 「人間を考えること」につながっていくとの「語り」が印象的で、参加者はメモをとりながら熱心に聞き入っていました。