「天からの迎えを一同迎え討つ」

かぐや姫を迎えにくる天の使いを待ち受ける地上の人々の様子が描かれます。画面中央の縁側には、竹のような棒を持ち、上半身をはだけた女房が描かれており、注意を惹きます。右の挿絵では、屋根の下、室内には翁が片肌を脱ぎ、弓をもつ姿が描かれています。左の挿絵の上半身をさらす女房と対照的に描かれているかのようです。