立教Roots(機関リポジトリ)

FAQ(よくあるご質問)

Q:リポジトリに論文等を登録すると、論文の著作権は図書館に譲渡することになりますか?

著作権は図書館に譲渡することにはなりません。
著作者は、自らが持つ著作権のうち複製権、公衆送信権の権利行使を図書館に委託することで、論文のリポジトリ登録が可能となります。登録後も著作権法上の権利は著作者に残ります。
なお、「複製権、公衆送信権の権利行使を図書館に委託する」ことは、「複製権、公衆送信権について図書館に許諾する」ことと同義であり、図書館が著作者の保持する権利の行使を妨げるものではありません。

Q:論文に共著者がいる場合、リポジトリに登録するためには、誰から許諾を得る必要がありますか?

共著論文の場合、すべての著作者に著作権がありますので、原則としてすべての著作者の許諾が必要です。

Q:紀要等のバックナンバーをリポジトリに登録したいのですが、著作権の在り処がどこにも明記されていません。

投稿規程等に著作権についての規程がない場合、基本的に著作権は個々の著作者に帰属します。よってこの場合、個々の著作者より論文の複製権、公衆送信権の許諾を得て、はじめて電子化と公開が可能となります。

Q:論文中に引用掲載されている図像、写真等がありますが、リポジトリに登録する際に別途許諾が必要になりますか?

論文を出版する段階で適切な引用がされている図像、写真、あるいは他の論文については、複製、公衆送信する際に別途許諾を得る必要はありません。(著作権法第32条)。

Q:抄録のみリポジトリに登録する(論文全文は載せない)場合も、著作権許諾は必要でしょうか?

一般的に論文の要約は二次的著作物(著作物を翻案して創作される著作物のこと)とみなされるケースが多く、この場合著作者の許諾なく自由に作成およびリポジトリ登録することはできません。なお収録論文のタイトル、著者、掲載雑誌名、巻号、掲載頁といった発行物の目次情報については、「創作性のない情報」だけで構成されており、著作権保護の対象とはなりません。

Q:複製権や公衆送信権の他に、著作者にはどんな権利があるのですか?

著作権法においては、下図のような権利が定められています。そのうち著作者の権利は、人格的な利益を保護する著作者人格権と財産的な利益を保護する著作権(財産権)の二つに分かれます。著作者人格権は、著作者だけが持っている権利で、譲渡したり、相続したりすることはできません。この権利は著作者の死亡によって消滅しますが、著作者の死後も一定の範囲で守られることになっています。一方、財産的な意味の著作権は、その一部又は全部を譲渡したり相続したりできます。複製権と公衆送信権はこちらに含まれるため、著作者がその権利行使を他者(例えば発行元や図書館)へ委ねることができます。

図「著作権法上の権利」

Q:著作権を得るためには手続きが必要ですか?

必要ありません。著作権は、著作物を創作した時点で自動的に付与される権利です。著作者は、著作権を行使するために特別な登録を行う必要はなく、論文等を執筆した時点でその論文の著作権を持つことになります。

Q:著作権の保護期間について、詳しく教えてください。

著作権の原則的保護期間は、著作者が著作物を創作した時点から著作者の死後50年までです。そのほかの例外的保護期間を合わせて表にすると、下のようになります。

著作物の種類 保護期間
実名(周知の変名を含む)の著作物 死後50年
無名・変名の著作物 公表後50年(死後50年経過が明らかであれば、そのときまで)
団体名義の著作物 公表後50年(創作後50年以内に公表されなければ、創作後50年)

【参考文献、参考ウェブサイト】

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