立教大学図書館蔵書構築方針

Ⅰ 蔵書構築の理念と目的

立教大学図書館は、「知の拠点として貢献する」と定めた立教大学図書館基本方針の理念に基づく蔵書構築の実現により、 活きたコレクションを利用者へ提供することを目的として、以下の蔵書構築方針を定める。

Ⅱ 収集方針

1.収集基準

図書館は、本学の蔵書構成を踏まえ、資料収集の自由を有することを前提に、特定の主義・思想・信条に偏らず、 バランスの取れた収書を行う。収集する資料の基準は以下に定める。

  • 学生の自主的な学習活動を支援するカリキュラムやシラバスに配慮した資料
  • 教育・研究活動を支援する本学の学部構成や研究分野に配慮した資料
  • 本学の歴史や建学の精神に基づく資料、本学の特色を示す資料
  • 聖公会関連資料、人権やジェンダーに関わる資料、本学刊行資料など本学が歴史的に収集を継続してきた資料
  • 各学問分野の基本的な資料
  • 教養を高め、人間形成に役立つ資料
  • 本学の学部・研究科等が主体的に選定する資料
  • その他本学が必要と判断した資料

2.収集対象

紙の図書や雑誌のような物理的な資料、および電子リソースを対象とする。 更にそれらに限らず、社会環境や利用ニーズの変化に柔軟に対応する。

3.収集レベル

カリキュラムや研究分野に鑑み、各学問分野について、収集のレベルを以下に定める。

  • 網羅的収集:本学の創設や歴史に関わる資料、本学の特色を示す資料
  • 積極的収集:本学の教育・研究に関わる資料、学習の基本となる資料
  • 選択的収集:本学の教育・研究に関わり専門的な要素が強い資料、学生の教養を涵養する資料
  • 厳選収集:本学の教育・研究と直接的な関わりがない資料、娯楽・実用的要素が強い資料

上記に該当しない資料は原則として収集しない。

Ⅲ 保存方針

1.保存基準

図書館で収集する資料の形態は多様であり、紙の図書や雑誌のような物理的な資料の保存機能を果たすこと、 また電子リソースの利用環境を維持することは、大学図書館の役割となる。 それぞれ恒久的な利用を意識して、形態に則した保存を行う。

2.保存対象

資産計上した資料は原則として保存する。 特に、本学の定める貴重書・準貴重書等は次世代に継承するため、永続的保存とする。 また、その重要性や状態を鑑み、適宜デジタルアーカイブ化を行う。
なお、電子リソースは、適切な利用環境と長期的なアクセスを保持する。

3.保存レベル

収集対象とした資料は、その形態に即して保存する。物理的な資料の保存レベルは以下に定める。

  • 永続的保存:資産計上した資料のうち貴重書・準貴重書やそれに準ずる資料、本学の創設や歴史に関わる資料
  • 長期的保存:資産計上した資料
  • 短期的保存:資産計上した資料のうち重複購入した資料、資産計上しない資料

長期的・短期的保存レベルに該当する各資料においては、蔵書構築の理念を踏まえ、一定の判断基準をもって適時除籍・廃棄を行う。

Ⅳ その他

本蔵書構築方針に則り、各業務基準・細則等を定める。
本蔵書構築方針の改廃は、図書館ライン会の議を経て図書館長がこれを決定し、図書館運営委員会に報告する。

2022年4月 立教大学図書館

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